とある旅行記との出会い

サギ一団との死闘を経て、人を信じることやめた翌日、市内の日系デパートに出かけました。目的はなかったのですが、日本人向けの大きな本屋がそのデパートにあり、フラっと入店。そこで、平積みになった文庫本の中に異彩を放つ表紙が目につきました。タイトルは、「東南アジアなんて二度と行くかボケッ!……でもまた行きたいかも。」すごいタイトルだなと思い、表紙の、民族衣装を着た美女の写真にも惹かれ、手に取ってパラパラ立ち読み。そしたら肩を震わせて笑いをこらえるのが大変なくらい面白い。著者は、さくら剛さん。日本で買うよりも割高だったがバーツで即購入、即ホテル直帰。爆笑しながらあっという間に読み終わり、帰国していろいろ検索。当時発売されていた旅行記は、インド、アフリカ、南米、中国(順不同)。他にも、科学、心理学、哲学、経済学、時事問題などの書籍を出版していて手当たり次第に購入。年齢は私と一つ違いで同世代、A型で神経質で筋が通っていないことがキライで海外が肌や体質に合わないことも私と酷似。陽か陰かと言われれば明らかに陰のキャラクターも私と同じ。勝手に非常に親近感を覚え、さくら剛さんにハマりました。購入した書籍を繰り返し読んでいくうちに、当初の感動も徐々に薄れてきてしまいました(これは限界効用逓減の法則?)。そんな頃、ふと本の表紙の耳の部分のさくらさんの紹介文を見てみたところ、ネットラジオさくら通信」配信中、と記載されていました。最初に購入した本にも記載があることは気付いていたが、その時はあまり気にしていなかった。サイトにアクセスして聴き始め、またハマった。2011年から放送が始まり、私が聴き始めたのは2018年頃。現在はスマホアプリもあり、繰り返し聴いています。このスマホアプリはクラウドファンディングで製作されたもので、協力した人へのお礼が、未公開の放送が聴けたりさくらさんが海外から絵葉書を一枚ずつ書いて送ったりさくらさんとの飲み会に参加できたりと盛りだくさん。飲み会に参加する勇気はないが、未公開放送と絵葉書はホントに欲しかった。さくら通信は、さくらさんと山本さんお二人で放送しています。山本さんはネットラジオ「トリカゴ放送」の代表者さんで、さくら通信が始まる以前からネットラジオを配信されているかたです。曲がったことがキライで神経質なさくらさんとは対照的に、山本さんはザックバランで細かいことは気にしないタイプで、お二人の陰陽同士のかけあいがとても面白い。なお、さくら通信Podcastでは「コメディ」に分類されていて、真面目な放送もありますが、基本的にはお下劣変〇話しです。でも200回以上の放送を聴いて、それまで知らなかったこともたくさんあり、いろんな意味で勉強させてもらっています。

 

さくら通信公式サイト

さくら通信 | 6流作家・さくら剛の泣き言ネットラジオ(号泣)

トリカゴ放送公式サイト

トリカゴ放送トリカゴ放送 » バックパッカーのあやしい裏話

 

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